映画「ジョーズ」作品概要と撮影時の事故などの裏側

Jaws

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パニック映画の金字塔、映画『ジョーズ』。

公開からすでに半世紀近く経っていますが、USJのアトラクションであったり、模倣の作品が多数製作されるなど、本作を観たことがなくても、タイトルやテーマ曲を知っている方は多いのではないでしょうか?

広く知られている作品ですが、実はクエンティン・タランティーノが史上最高の一本に挙げているなど、世界中の人々に影響を与え、また、映画史においても『ジョーズ』の名は重要視されています。

今回は、根強い人気を誇る、元祖パニック映画『ジョーズ』の魅力をご紹介します。

映画ジョーズ作品概要

Jaws

JAWS

1975年に公開されたスティーヴン・スピルバーグ監督によるアメリカの映画。

世界中でヒットを生み出し、サメ映画を確立した話題作。映画の歴史に刻まれる影響力の高い作品。

50年近く経っている映画ですが、サメ映画の原点として根強いファンが多いのも特徴です。

原題JAWS / ジョーズ  
製作アメリカ
公開日アメリカ 1975年6月20日 日本 1975年12月6日
上映時間124分
ジャンルパニック
監督スティーブン・スピルバーグ
原作ピーター・ベンチリー 「JAWS」
音楽ジョン・ウィリアムズ 
撮影ビル・バトラー
編集ヴァーナ・フィールズ 
キャストロイ・シャイダー
ロバート・ショウ
リチャード・ドレイファス
ロレイン・ゲリー
マーレイ・ハミルトン
受賞歴第48回アカデミー賞作曲賞、録音賞、編集賞

監督を務めたスティーブン・スピルバーグは当時弱冠27歳。

劇場公開作は本作で2本目ながら、世界中で大ヒットとなり、これまでの世界興行収入1位だった1972年公開の『ゴッドファーザー』の記録を破ります

当時900万ドル(現在の日本円で約12億6000千万)の予算で、4億7650万ドル(現在の日本円で約649億円)の回収は脅威的。

1977年公開の『スター・ウォーズ』まで世界最高興行収入記録を保持し、日本においては同じくスピルバーグ作品である1982年の『E.T.』まで最高興行収入記録作品でした。

ジョーズ配信サイト

配信サイトU-NEXTHuluABEMAleminoNetflixFODPREMIUMtelasadmmtvTSUTAYA
月額料金600円2,189円1,026円960円990円790円〜976円618円550円1,026円
配信形態レンタル見放題見放題見放題見放題見放題見放題レンタル見放題DVD
公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト

「夏はヒットしない」という常識を変える

本作公開まで、アメリカにおいてヒット映画は冬に配給されることが多く、夏は成績が振るわないとされていましたが、『ジョーズ』は夏に公開し歴史的な大ヒット。※日本は冬公開。

『ジョーズ』の成功は映画会社にとって、夏という季節が、収入を期待できる超大作映画を公開するのにふさわしい時期との認識を確立させ、現在に至る潮流を作ることになりました。

2001年には「文化的・歴史的・芸術的にきわめて高い価値を持つ」とみなされアメリカ国立フィルム登録簿に登録され、『ジョーズ』は映画史、また、宣伝方法を含めた映画プロモーションの確立においても重要な位置付けをされています。

アメリカ最大級の映画博物館「アカデミー映画博物館」には、この映画に敬意を評し、劇中に登場するサメの25フィート(7.62m)もの巨大模型が建てられました。

公開から約半世紀になりますが、『ジョーズ』の名前が忘れ去られることはないようです。

あらすじ

アメリカ東海岸に位置する穏やかな避暑地アミティ島。

平和な海水浴場に女性の死体が打ち上げられる。

警察署長ブロディは死因を「サメの襲撃」と断定するが、観光地としての利益を優先したい島の有力者たちの反対で対応は遅れ、犠牲者が相次ぐ。

ついにブロディは海洋学者フーパー、漁師クイントと共に鮫退治に乗り出す。

大物俳優を避けるキャスティング

『ジョーズ』は大作映画ですが、スピルバーグは大物俳優の起用だけは避けようとしていました。

「やや無名の」俳優を起用することで、観客に物語を身近な出来事だと認識させる狙いがあり『ジョーズ』においては、「スターはサメ」。

しかし、サメ退治に関わる重要な3人のキャスティングは断られたり、イメージに合わないなどして難航しました。

主人公のブロディ役はロイ・シャイダーが受けますが、パーティでスピルバーグが脚本家とサメがボートに飛び乗るシーンの話をしているのを偶然聞いたシャイダーが本作に興味を持ったのがきっかけだったそうです。

シャイダーが「自分では駄目か?」と聞いてきたといい、オファーをすると台本も見ずにその場でOKを出してくれた、とスピルバーグ語っています。

撮影直前まで難航

ブロディ役は決定したものの、撮影開始9日前の時点では、残る2つのクイント役もフーパー役もキャスティングはされていないという緊急事態。

クイント役のロバート・ショウは当初、脚本に難色を示しオファーを受けることに消極的だったそうです。

しかし妻で女優のメアリー・ユーアと秘書の両方に促されたことで受諾。

彼は「2人があんなに熱心だったのは『ロシアより愛をこめて』以来だったよ。そして彼女たちは正しかった」と回顧していました。

フーパー役のリチャード・ドレイファスも当初、役を受けるつもりはなかったそうです。

しかし出演したばかりの映画の出来に失望、このままでは誰も自分を雇わなくなることを恐れ、慌ててスピルバーグに電話しオファーを受ける旨を伝え、決定に至りました。

こうして、『ジョーズ』の撮影は船出しましたが、この先も多くの荒波にもまれることになろうとは、スピルバーグは知るよしもないのでした。

映画ジョーズ撮影秘話

キャスティングの時点で、すでに苦しんでいたスピルバーグですが、撮影が始まってからも様々な困難が待ち受けていました。

フーパー役のリチャード・ドレイファス曰く、「私たちは脚本なし、キャストなし、サメなしで映画を始めた」そうです。

しかし、その困難を乗り越える過程で本作はより洗練され、また超有名なテーマ曲の誕生により『ジョーズ』は映画史にその名を刻むことに成功します。

スピルバーグの苦悩

『ジョーズ』の監督に抜擢されたスティーブン・スピルバーグは、オファーされた当時26歳。長編映画は『続・激突!/カージャック』に続き2作目でした。

原作本を読んで虜になり、引き受けたそうです。

本作には、350万ドルの予算と55日間の撮影スケジュールが与えられました。映画会社のユニバーサルとしては、主な撮影は1974年5月に開始される予定であり、6月末までに撮影を終わらせたいと考えていました。

スピルバーグは、等身大の機械仕掛けのサメの模型を使って、実際に「海」で撮影することにこだわります。しかし、サメの模型は海水で錆びてしまうなど故障続き。撮影はトラブルに多数見舞われ、予算と予定されていたスケジュールを大幅に超過してしまいます。

「基本的に海について世間知らずだった。母なる自然についてはかなり幼稚な認識で、そうした事象を征服できると考えた映画製作者の傲慢さは無鉄砲過ぎた」

予算と日数が大幅にオーバー

スピルバーグは多くの問題の原因を、自分の完璧主義と経験不足にあったと回顧

「しかし、私がこの映画を北ハリウッドの水槽でなく大西洋で撮影するように要求した時、それが無謀だと気づくには自分は若すぎた」と語っています。

結局、55日間の予定であった主要シーンの撮影は、開始から159日後の1974年10月6日までかかることに。予算も350万ドルから900万ドルと倍以上に膨れ上がりました。

「映画製作者としてのキャリアは終わったと思った。噂を聞いたんだ…… もう2度とあいつが仕事をすることは無いだろうって。だって、100日もオーバーして映画を撮った奴なんて他にいないから」

とスピルバーグは振り返っています。

ラストシーンは立ち会わず

ちなみにラストシーンの撮影にはスピルバーグは立ち会っていません

なぜなら、撮影が終わった瞬間にクルーたちによって海中に投げ込まれるとスピルバーグは信じていたそうです。

しかし、映画のヒットにより、これ以来、スピルバーグは映画の最後のシーンの撮影には立ち会わないのが恒例になりました。

苦しみながら作り上げた作品ですが、サメの模型が故障したことや悪天候で撮影が遅れたことを生かし、脚本をサメが出なくても成立できるようにブラッシュアップ。

その結果、サスペンス性が高まり、ヒッチコックの映画『サイコ』のような見せないスリラーになったと評価を上げることになりました。

また、血の赤を鮮烈な印象にすべく、血以外では赤色を極力排除するという配慮や、ラストの爆発は撮影時にやりすぎでは?の声もあったそうですが「ここまで来れば観客も食いついていて多少の無茶は受け入れてくれる」という判断は流石の一言。

怪我の功名と言える部分もあった本作ですが、スピルバーグのセンスが存分に発揮されている作品であることは間違いありません。

ジョーズ映画の試行錯誤を支えたスタッフ

ジョー・アルベス

「スターはサメ」でスタートした『ジョーズ』。ジョー・アルベスのデザインによりフルサイズによる3体の空圧式で稼動するサメの機械模型が製作されました。

このサメの為に40人もの特殊効果技術者が参加し、その監督には『海底二万哩』の巨大イカ製作で知られていた、機械模型の第一人者であるボブ・マテイが務めました。

ビル・バトラー

本作は、海で撮影した初めての大型作品であり、撮影には困難を極めましたが、撮影監督のビル・バトラーは海洋や水中での撮影を容易にするための新しい機材を考案し徹底的に撮影したそうです。

「心理的に、サメは見えないところにいると観客に思わせることができた。観客は潜在意識レベルでサメの存在を感じたのです。また、サメの視点から見たシーンを観客に見せるために、ほんの少し水中に潜りました。泳いでいる人たちのぶら下がった足は、サメには夕食に見えたのです」と語っていました。

また撮影中に撮影したフィルムごとカメラが海に水没してしまった事があり、「海水は現像液に似てるから、まだ大丈夫なはず」と海水入りのバケツにカメラを入れたまま飛行機で現像所に運び込んで映像を救ったという逸話もありました。

ヴァーナ・フィールズ

遅々として進まなかった主要撮影期間中、編集のヴァーナ・フィールズは、撮影フィルムをほとんど手にすることがなかったといいます。それでも、フィールズの編集のおかげで観客が驚き、恐怖に怯える作品になりました。

「センセーショナル」と評された本作の編集において、フィールズの名は広く知られるようになり、1976年にアカデミー編集賞と、アメリカ映画編集者協会によるエディ賞の両方を受賞

その後『ジョーズ』の予想外の成功を受けて、彼女はユニバーサルの長編製作担当の副社長の座に就任することになります。

フィールズは「編集室の現場から上がって」きたのであり、これはほぼ無名に近い映画編集者にとって異例のことでありました。

ジョーズの音楽が映画を変えた

音楽を担当したのはジョン・ウィリアムズ。『E.T』『ジュラシック・パーク』なども担当し、スピルバーグの映画音楽といえば「ジョン・ウィリアムズ」と言える名コンビです。

メインの「サメ」のテーマは、2つの音符が交互に並ぶシンプルなパターンであり、迫りくる危機の代名詞として、サスペンス音楽における代表曲となりました。

音と静寂の使い分けで無意識に擦り込む

本作は、曲もさることながら、劇中の音楽の使い方も秀逸。子供がサメのヒレを作り、悪戯をするシーンがあります。

しかし、観客には当初それは明かされません。ヒレがあるのに静寂が続く違和感。音楽が流れていなかったのです。

2つの音符の表現は、サメの鼓動を模したものという説があり、観客は音楽が流れる時はサメが近づいてくるサインだと認識をすることになるのでした。

クライマックスはあえて静寂を利用して恐怖をあたえる

このように音と静寂の関係は、観客がサメとテーマを関連付けさせるように工夫されていましたが、映画のクライマックスではこれを逆手にとり、音楽によってサメの登場を知らせず、突然サメが現れるという形が用いられました。

後にスピルバーグは「ウィリアムズの音楽がなければ映画の成功は半分だっただろう」と言い、ウィリアムズもまた本作が自分のキャリアを飛躍させたものだと語っていました。

本作でジョン・ウィリアムズはアカデミー作曲賞を受賞。

2005年にはアメリカン・フィルム・インスティチュートが選出した映画音楽ベスト100の第6位にランクインしています。

ジョーズ配信サイト

配信サイトU-NEXTHuluABEMAleminoNetflixFODPREMIUMtelasadmmtvTSUTAYA
月額料金600円2,189円1,026円960円990円790円〜976円618円550円1,026円
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数多くのジョーズトリビアが生まれる

『ジョーズ』に関するトリビアは数えきれないほど残されています。

  • スピルバーグの前にオファーした監督がいたが、サメのことをクジラと言ってしまう癖があり、それにプロデューサーたちがイラッとしてすぐに降板させられた。
  • 機械仕掛けのサメの模型の愛称は「ブルース」。由来はスピルバーグの弁護士ブルース・レイマーから。
  • スピルバーグはジョン・ウィリアムズからテーマ曲を聴かされた時、冗談だと思い好きではなかったと語っている。
  • 第48回アカデミー賞で作品賞にノミネートされたが、監督賞にはノミネートすらされなかったことにスピルバーグは憤慨していた。
  • 映画『エイリアン』の脚本は「宇宙のジョーズ」と例えられてスタジオ幹部に売り込まれた。
  • アミティ島は実在しない。撮影場所はオバマ元大統領などが利用する避暑地・マーサズ・ヴィニヤード島。
  • 劇中、サメに襲われた息子の葬儀帰りにブロディを平手打ちしたキントナー夫人。シリーズ4作目の『ジョーズ’87 復讐篇』では、同じくサメの襲撃で息子を失ったブロディの妻の側に。和解して支えていると思われる姿は涙なくして見られない。
  • 2022年、劇中でサメのヒレの偽物で悪戯をする子役だったジョナサン・サールさんが、撮影地マーサズ・ヴィニヤード島の警察署長に就任した。

撮影裏をモチーフにした舞台『The Shark Is Broken』

thesharkisbroken

2023年8月からアメリカ・ニューヨークのブロードウェイでジョーズの撮影裏をモチーフにした舞台が公演されています。

ロンドンから公演は始まり、評判を得てアメリカへ。

この舞台の脚本とロバート・ショウ役を演じたのは、そのショー本人の息子であるイアン・ショウ。父にそっくりです。

悪天候やサメの故障で「ジョーズ」の撮影が延期になり、主要キャストの3人が撮影セットの小さい船に閉じ込められ、段々と牙をむいていくコメディだそうです。

撮影の裏話には事欠かない『ジョーズ』。

実際にロバート・ショウとリチャード・ドレイファスは仲が良くなく、ジョーズマニアはニヤリとしてしまう設定です。

リンク>>『The Shark is Broken』

映画ジョーズの影響

世界中で大ヒットを記録した『ジョーズ』。その影響は計り知れないものがあります。

  • 幼少期にジョーズを観て、映画監督を志した少年が多数
  • 映画の影響でホホジロザメの乱獲が始まり、絶滅危惧種へ

上記のような社会現象の数々を巻き起こしています。

ジョーズに影響を受けたクリエイターたち

『レザボア・ドッグス』『パルプ・フィクション』『キル・ビル』などを監督したクエンティン・タランティーノは、屈指の映画マニアとして知られています。

そのタランティーノが最高の映画に『ジョーズ』を挙げていました

「映画『ジョーズ』は、史上最高の映画だと思う。もしかしたら、最も偉大な“フィルム”ではないかもしれない。でも史上最高の“映画”なんだ!」

映画作品として『ジョーズ』より優れた作品を製作することは無理なんだ。『ジョーズ』より良いものはないんだ。史上最高の映画だよ」

と語っています。

他にも映画『シン・シティ』『アリータ・バトル・エンジェル』などで知られる映画監督・ロバート・ロドリゲスや漫画家・手塚治虫さんの息子でクリエイターの手塚眞さんも好きな映画に『ジョーズ』を挙げています。

「映画」と「フィルム」

「映画」と「フィルム」という言葉の違いはどこにあるのでしょうか。

「フィルム」とは、芸術的な用語で、芸術として真剣に取り組み、賞が集まる映画を指し、「映画」という言葉は、商業主義、大衆のための娯楽を意味する場合が多いことが考えられます。

大衆娯楽として一級品。そしてその大衆の中に自分もいて、映画に憧れ、こうして今、映画を作っているんだとタランティーノは言っているのかもしれませんね。

ジョーズのモデルになったホホジロザメの乱獲

映画の影響は良いことばかりではなく、悪影響もありました。

サメは危険生物と見做され、本作はサメとその行動についてのネガティブなステレオタイプ、いわゆる「ジョーズ効果」を生み出した責任があると今でも考えられています。

  • 漁師によるサメの乱獲
  • 現在ホホジロザメは絶滅危惧種に指定

スピルバーグ自身も「ジョーズ」に関して後悔していることがあると語っていました。

「私がいまでも恐れているのは、サメに食べられることではなく、1975年以降、漁師たちによるサメ狩りブームを引き起こしてしまった張本人として、サメたちに憎まれているのではないかということです。

この映画と原作本のせいで、サメの生息数が減少したことについて、心から後悔しています

空腹時またはこちらから危害を加えない限り、実際のサメが人を襲うことは稀で、オットセイなどの動物と間違えて噛み付くことが多いと考えられています。

ただ、サメに襲われる事故の中でホホジロザメが多いのも事実。

ホホジロザメは沿岸域の浅い所で生活し、昼行性であるため、人と活動が重なる機会の多さが、事故の起きる要因になっていると言われています。

狂暴でない個体が突然人を襲う例もあり、サメが人を襲う根本的な理由はわかっていないため、ホホジロザメに限らずサメ類による事故の予防には、サメとの遭遇そのものを避けることが重要です。

原作の題材になったニュージャージーサメ襲撃事件

小説『ジョーズ』の原作者のピーター・ベンチリーは、1916年に起きたニュージャージーサメ襲撃事件 (Jersey Shore shark attacks of 1916)を元に書き上げました。

1916年7月1日から12日にかけて、サメによる襲撃により4人が死亡、1人が負傷した連続襲撃事件のことです。

その後、ホホジロザメが捕獲され、事件は収束しました。

ベンチリーは野生のサメが実際にどのような生態か知っていれば、元の小説は書いてなかっただろうと述べています。

まとめ

まとめ
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月額料金600円2,189円1,026円960円990円790円〜976円618円550円1,026円
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水槽や、CG技術を使用(当時ありませんでしたが)するのではなく、実物大の機械のサメを使用した海上撮影

こだわりを持ったスピルバーグの製作姿勢が、映画『ジョーズ』を、視覚的に説得力の強いものにしたと言えます。

半世紀近く前の映画と侮るなかれ、サメを巡る人間ドラマの面白さや、スピルバーグを初めとするスタッフの知恵と工夫が詰まった名作です。

また、現在、画質は4K Ultra HDまでアップデートされており、古さは感じません!

ちなみに筆者も『ジョーズ』がベストムービー。幼少の頃、初めて観た映画として記憶しています。

話の内容も好きですが、メイキングを観て、みんなで試行錯誤しながら作り上げたところに新たな感動を覚え、益々好きになりました。

パニック映画の金字塔『ジョーズ』。ぜひ、海へ行く前にご鑑賞ください!