シャッターアイランドを考察【結論は何?】現実と幻想の違いや伏線を解説

シャッターアイランドアイキャッチ

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レオナルド・ディカプリオ主演の映画シャッターアイランド。その伏線の多さ、急激なストーリー展開から多くのミステリーファンを魅了している作品ですが、それゆえに難解映画とも言われています。

この記事ではシャッターアイランドの作品概要や意味がわかりにくいシーンをまとめています。
一度見ただけでは内容を理解できなかったという方もぜひご覧ください。

シャッターアイランド作品概要と解説

シャッターアイランド

シャッターアイランド

 (3.5)

2010年に公開されたサスペンス・ミステリー映画。
連邦保安官テディ・ダニエルズ(レオナルド・ディカプリオ)は孤島「シャッターアイランド」にあるアッシュクリフ精神病院で謎のメッセージを残して行方不明となった女性と出会う…
謎が多すぎる島で現実と幻想をさまよい、違和感があるシーンが盛り込まれているため謎解き映画としても有名。

公開日2010年4月9日
原作デニス・ルヘイン著「Shutter Island」
監督マーティン・スコセッシ
キャストレオナルド・ディカプリオ
マーク・ラファロ
ベン・キングズレー
ミシェル・ウィリアムズ
パトリシア・クラークソン
マックス・フォン・シドーなど

シャッターアイランドは、2010年に公開されたサスペンス・ミステリー映画です。デニス・ルヘイン著「Shutter Island」が原作となっています。監督はマーティン・スコセッシ、主演はレオナルド・ディカプリオ。

米2,991館で公開されたシャッターアイランドは、週末3日間の映画興行ランキングで4,020万ドル(約37億円)を叩き出し当時の1位に輝いている作品です。

作品のあらすじ

アメリカ・ボストンハーバーの孤島「シャッターアイランド」にある精神病棟アッシュクリフから、1人の患者が脱走。連絡を受けた保安官テディが相棒チャックとともに患者を探す任務にあたることになります。

アッシュクリフには多くの犯罪者が収容されており、脱走した患者レイチェルも自分の子ども3人を殺害した殺人犯でした。

そしてテディにはかつて自分の妻を殺した放火犯レディスに会うというもうひとつの目的があるのですが、この目的とテディの任務が絡み合い、最後に思わぬ展開を迎えます。

シャッターアイランドが難解映画と言われる理由

難解映画と言われるのにはいくつか理由があります。

伏線がかなり多い

そのシーンを振り返れば意味がすぐわかるといったものだけではなく、そこからさらに作品に散りばめられたヒントをもとに意味を紐解いていかないと理解できないような伏線が多いです。

最後に急激なストーリー展開があるため頭が混乱する

最後に今までの前半の設定を全てひっくり返すような展開が待っているため、シンプルに頭が混乱します。

シャッターアイランドは随所に伏線が散りばめられていますが、一度ですべての伏線を理解するのは少し難しく、私自身も初めて見たあと「あれはどういうことだったんだろう?」と思う箇所がいくつかありました。

作中の意味がわかりにくいシーンと、そこに隠された意味を順番に見ていきましょう。

「シャッターアイランド」意味が分かりにくいシーン振り返り

今作で違和感を覚えるシーンは以下となっており、それぞれ解説していきます。

  • テディの船酔いシーン
  • 女性患者カーンズとのシーン
  • 洞窟でレイチェルと出会うシーン
  • 4の法則 67番目は誰?」と書かれたレイチェルの部屋のメモの意味
  • 妻ドロレスのシーン

テディの船酔いシーン

ただの船酔いのように見えますが、子どもを溺死で失ったテディの強いトラウマが反映されていると考えられます。

女性患者カーンズとのシーン

テディがカーンズにシーアン医師について質問をした際、カーンズがチャックに視線を向けています。これはチャック役を演じているのがそのカーンズ医師だったためですね。

また、コップに入っていたはずの水がなくなるシーンや、カーンズが持っていたはずのコップが消えているように見えるシーンは、この作品の世界で「現実」と「テディの妄想」が入り混じっていることを示唆しています。

洞窟でレイチェルと出会うシーン

作中では「火」が妄想へのトリガー、火の反対の存在である「水」が現実世界という演出がされています。

レイチェルと出会った洞窟でも火が焚かれており、このことからレイチェルの存在はテディの妄想であったと推測されます。

「4の法則 67番目は誰?」と書かれたレイチェルの部屋のメモの意味

テディが現実を直視するよう仕向けるために、おそらく病院側が謎解きとして用意したもの。

4の法則はテディ、アンドリュー、レイチェル、ドロレスの4人の名前がアナグラムになっているという意味(Edward Danielsは並び替えるとAndrew Laeddis、Rachel Solandoは並び替えるとDolores Chanal)。

この精神病棟の収容人数はA棟、B棟、C棟あわせて66人で、67番目の患者はレディス=テディ自身のことでした。

妻ドロレスのシーン

妻ドロレスは放火によって亡くなったはずなのに、夢の中ではずぶ濡れの状態で登場します。これは本当の死因は放火ではなく、湖で子どもたちを殺したあとチャックに銃で撃たれたことを表現していました。

結末から紐解く本当の意味

実はテディはアッシュクリフの患者であり、本当の名前はレディス。名前もアナグラムとなっていたことがわかりました。

前半はテディ視点でシャッターアイランドとアッシュクリフの秘密を紐解いていく流れになっているので、騙される人が多いのではないかと思います。

テディ(レディス)の過去

テディ(レディス)の過去についてですが、彼はかつて妻ドロレスと3人の子どもと一緒に暮らしていました。しかし、妻であるドロレスは3人の子どもを湖に沈めて殺し、ドロレスに楽にしてほしいと頼まれたテディは妻を射殺してしまいます。

その過去から精神を病んで保安官テディという違う人物になりきり、妻を殺した犯人レディスをも自ら作り出し探し続けていた、というのが真相だったのです。

レイチェルという女性はそもそも存在しない

行方不明になっていたレイチェルという女性もそもそも存在せず、テディ(レディス)が現実に向き合うための大がかりなロールプレイ治療だったということをコーリー院長から聞かされます。

テディは頭に血がのぼりやすく、その上元軍人のため暴れると手が付けられなくなることから理事長や警備隊長は危険視しており、ロボトミー手術を受けさせるべきだと主張。

しかし、コーリー院長とシーアン医師(チャック)はロボトミー手術に反対しており、今回の治療が上手くいけばロボトミー手術はしないという話になっていたのです。

相棒のチャックまでもが病院関係者であったのは驚きですね。

最後のシーン

最後のシーンではシーアン医師は会話の中からテディ(レディス)がいまだに保安官テディの役になりきっていることを知り、コーリー院長にもそれを伝えます。

しかし、テディは「ここにいると考える。どっちがマシかな?モンスターのまま生きるか、善人として死ぬか」という言葉を言い残し、シーアン医師のもとを去るのです。

テディは正気に戻っていましたが、自分が直面する現実はあまりにも辛いものであり、妄想の世界にいるフリを続けることでロボトミー手術を受けることを望みます。

このシーンは驚きと同時に切なさもあったので鮮明に覚えています。狂ったまま苦しみ生き続けるか、手術を受け全てを忘れて廃人(ロボトミー手術には人間から感情を奪うというおそろしい副作用があると言われています)となるか…非常に印象深いセリフです。

そして、実はShutter Island(シャッターアイランド)という映画のタイトル自体もアナグラムとなっており、並び替えるとTruths and Lies(真実と嘘)になります。映画のタイトルまで伏線になっているという綿密に作りこまれた作品です。

シャッターアイランドにおすすめな配信サイト

配信サイトU-NEXTHuluABEMAleminoNetflixFODPREMIUMtelasadmmtv
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Netflixで視聴している方が多いシャッターアイランドですが、他作品も合わせて見直す際におすすめな配信サイトをまとめています。

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月額料金600円(税込)

30日間無料体験あり

年間払い5,900円(税込)1,300円お得

Amazonの配送料無料、Amazon musicなど付帯するサービスが多いのが魅力

Amazonプライムビデオだけは入会している方も多いのではないでしょうか。シャッターアイランドもプライム会員になることで無料で閲覧可能です。

月額600円と利用料金が安い割に「通販の送料無料」「最短発送対応」など動画配信意外のメリットが豊富。毎月通販の多い方は欠かせない存在となっています。

Netflixでは配信されていない作品を取り扱っていることも多いため、使い分けていくことができ、動画閲覧以外のメリットが豊富です。

Hulu

Hulu

Hulu

¥1,026(税込)

日本テレビの関連会社が運営しているため、「世界の果てまでイッテQ」など日テレ系のドラマやバラエティが豊富。海外の映画・ドラマの取り扱いも多く、作品数は10万本以上。

Huluはメジャーで人気の高い作品の取り扱いが多く、シャッターアイランド同様に難解映画とされている「インセプション」も追加料金なしで閲覧可能。

また、ドキュメンタリー作品が豊富なのもHuluの特徴。

世界的スーパースターのマイケル・ジャクソンや、山Pこと山下智久さんなどのドキュメンタリー作品もあり、ファンならではの見逃せない作品の取り扱いも魅力です。

シャッターアイランドは難解映画だが2度楽しめる

まとめ

保安官テディは現実逃避からテディ(レディス)が生み出した妄想であり、ロボトミー手術決定のため病院が行った大がかりな治療だったという驚愕のストーリーでした。

今まで見ていた世界がひっくり返るどんでん返しのストーリーですが、ラストシーンはテディの決断でさらに衝撃の結末を迎える映画です。

作品の途中で気になるシーンはいくつかあるものの見過ごしてしまうようなさりげない伏線も多く、1回目と2回目では全く違った視点で作品を見ることができます。

気になった方はぜひもう一度見返してみてみましょう。

1 COMMENT

アバター 匿名

今日この映画を見終わり、心残りだったシーンがあったためこのサイトの解説を読みました。とても納得のいく解説でスッキリしました。ありがとうございます!

一点打ち間違えかと思うものがあったのですが…
「女性患者カーンズとのシーン」の解説について、「これはチャック役を演じているのがそのカーンズ医師だったためですね。」とありますが、正しくはカーンズ医師ではなくシーアン医師ではないでしょうか?
ご確認いただけると幸いです。

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