吹き替え公認声優(フィックス声優)特集!人気作品「吹き替えの帝王」シリーズも紹介

フィックス声優

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映画の楽しみ方は多種多様。

その中で吹き替え版での鑑賞も映画の楽しみ方の一つです。

地上波で放映されるときは、ほとんどが吹き替えですが「このハリウッドスターの声はいつもこの人だよな」とお気づきの方もいるかもしれません。

実は特定の俳優をほぼ専任で担当する声優がいる場合があり、中には俳優本人から公認されるケースもあります。

子供の頃、テレビで映画を楽しむのが主流だった世代には、知らないうちに耳に馴染んでいた声優もいることでしょう。

今回はフィックス声優と呼ばれる専任の声優について深掘りします。

吹き替え声優(フィックス声優)とは

フィックス声優とは

声優といっても、ジャンルは様々。

一般的に思い浮かべるのはアニメでしょうか?

今回は吹き替え、なかでも専任として特定の俳優の声を担当している方をピックアップしました。

※吹き替え専門ということではなく、吹き替えをされた場合に専任している俳優がいる方ということです。

同じ俳優でも他の方が吹き替えることはあり「私はこっちの人の方が合っていると思う」というご意見あるかと思いますが、一般的に広く認知されている方を挙げていますのでご容赦ください!

フィックス声優とは

専属吹き替え(フィックス)

「声優の中には、特定の俳優の吹き替えをほぼ専任している者がいる。 このうち特に完成度が高く、特定の俳優の吹き替えがはまり役となった声優の事をフィックスと呼称する事がある」

と簡単な定義のようなものはあるようです。

平たく言うと「その俳優にハマっているから専任になった声優」です。

有名な吹き替え声優(フィックス声優)

有名な吹き替え声優
俳優声優代表作
トム・クルーズ森川智之ミッション・インポッシブル
ブラッド・ピット堀内賢雄セブン
トム・ハンクス江原正士フォレスト・ガンプ 一期一会
ジョニー・デップ平田広明パイレーツ・オブ・カリビアン
ジェイソン・ステイサム山路和弘ワイルド・スピード
レオナルド・ディカプリオ加瀬康之レヴェナント:蘇えりし者
ミラ・ジョボ・ビッチ本田貴子バイオハザード
ジュリア・ロバーツ戸田恵子羊たちの沈黙
ナタリー・ポートマン坂本真綾スターウォーズ
ジャッキー・チェン石丸博也プロジェクトA
アーノルド・シュワルツェネッガー玄田哲章ターミネーター
スティーブン・セガール大塚明夫沈黙の戦艦
ケビン・コスナー津嘉山正種ボディ・ガード
アル・パチーノ野沢那智ダイ・ハード
クリント・イーストウッド山田康弘許されざる者

現在もご活躍中の方からレジェンドと言えるベテランまで、ちょっと聴けば「あー」となるような方々です。

好きな方はあっという間に脳内再生できるのではないでしょうか。

トム・クルーズ : 森川智之(公認)

トップガン マーヴェリック
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作品名役名
ミッション・インポッシブルシリーズ (1、2はテレビ朝日版)イーサン・ハント
アイズ ワイド シャットウィリアム・ハーフォード
トップガン(テレビ東京版)トップガン:マーヴェリックピート・ミッチェル / マーヴェリック
ラスト・サムライ(ソフト版、テレビ朝日版)ネイサン・オールグレン
アウトロージャック・リーチャー

森川さんは『アイズ ワイド シャット』のDVD収録用の吹き替え声優を決めるオーディションで合格したことで以降クルーズの出演作を担当するようになりました。

2003年公開の『ラスト サムライ』以降はクルーズ本人に公認されたことでフィックスで担当するようになり、劇場公開や映像ソフト用の吹き替え版が制作されていない『ロック・オブ・エイジズ』以外の全ての作品を担当しています。

『アイズ ワイド シャット』の日本語吹き替えを実際に聞いたクルーズ本人は「(森川の吹き替えは)世界で一番美しい」と絶賛。

海外のプロデューサーからも「日本語が一番良かった」と評価されたことでクルーズが劇中で着用したマスクをプレゼントされたという逸話があります。

また、日本で複数回行われたクルーズの主演作のイベントにも参加している。その後もクルーズから映画鑑賞に誘われるなど、交流の機会が増えているそうです。

ブラッド・ピット : 堀内賢雄(公認)

ワールド・ウォーZ
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作品名役名
ワールド・ウォーZジェリー・レイン
セブンデイビッド・ミルズ
インタビュー・ウィズ・バンパイア(テレビ東京版)ルイ・デ・ポアント・ドゥ・ラック
スリーパーズ(フジテレビ版)マイケル・サリヴァン
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドクリフ・ブース

堀内さんがブラッド・ピットの吹き替えを始めて担当したのは『スリーパーズ』。

その後、フジテレビの『ゴールデン洋画劇場』を中心にテレビ放送版で起用されることが多くなり、声優特集などで「ブラッド・ピットの日本語版の声優」として紹介されるようになります。

また、テレビ局独自の吹き替え制作がほとんど無くなった2010年代にはソフト版、オンデマンド配信版を含め専属(フィックス)で担当するようになり、『ワールド・ウォーZ』公開時には「ブラピといえばこの人」と評されるほどに定着しました。

2022年にはブラッド本人と対面を果たした際に公認を受けたことから、現在では「ブラピが認めた唯一の声優」とも評されています。

トム・ハンクス : 江原正士

フォレスト・ガンプ
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作品名映画作品
フォレスト・ガンプ/一期一会(ソフト版)フォレスト・ガンプ
アポロ13(ソフト版)ジム・ラヴェル
プライベート・ライアン(ソフト版)ジョン・H・ミラー大尉
ものすごくうるさくて、ありえないほど近いトーマス・シェル
ハドソン川の奇跡(ザ・シネマ版)チェスリー・“サリー”・サレンバーガー

江原さんはトム・ハンクスの声優を25年以上に渡って30作品以上担当を務めています。

そのため幅広い層に親しまれており、「トム・ハンクスと言えば江原正士さんの声が思い浮かぶ」という声も多く、「トム・ハンクスのコミカルな演技からシリアスな演技まで、どんなトムでも演じ分けている」と幾多の洋画ファンから支持されています。

その証拠に『ハドソン川の奇跡』では、公開時に作られた映像ソフト用の吹替版ではハンクスを立川三貴さんが演じましたが、「トム・ハンクスである以上は、どうしてもいつもの江原さんの声でも聞いてみたい」とのファンの声が多数寄せられました。

その要望に応えて映画専門チャンネル「ザ・シネマ」では江原さんがハンクスを吹き替えた新録版を製作。

公開当時話が来ずに諦めていた江原さん自身も本作のオファーを受けて喜びを感じたというエピソードがあるほど「江原正士=トム・ハンクス」のようです。

ジョニー・デップ : 平田広明(公認)

パイレーツ・オブ・カリビアン
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作品名役名
パイレーツ・オブ・カリビアン シリーズジャック・スパロウ
ファンタスティック・ビーストシリーズゲラート・グリンデルバルド
アリス・イン・ワンダーランドシリーズ帽子屋〈マッドハッター〉
ショコラ(ソフト版)ルー
耳に残るは君の歌声チェザー

平田さんは数多くの洋画作品で吹き替えをしていますが、ジョニー・デップは専属として担当しています。

2015年には、『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』のPRの為に来日したジョニー・デップと対面を果たし、デップ本人も公認する専属声優となりました。

ジャパンプレミアで対面した際、ジョニー・デップは平田から花束を渡された際に「僕の方が彼に花束を渡すべきです。自分の声を20年も担当してくれたことが本当に光栄に思う」と語っていました。

ジェイソン・ステイサム : 山路和弘

エクスペンダブルズ
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作品名役名
ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズベーコン
トランスポーター シリーズ(ソフト版)フランク・マーティン
エクスペンダブルズ シリーズリー・クリスマス
ワイルド・スピードシリーズデッカード・ショウ
MEG シリーズジョナス・テイラー

山路さんは、アクション俳優であるジェイソン・ステイサムの吹き替えをステイサムのデビュー作である『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』以降20年近くほぼ全ての作品を担当。

そのため「ジェイソン・ステイサムの吹き替えでおなじみの山路和弘」と世間から認知されるほどに定着しています。

そのあまりの一体感に「まるで本人が日本語でしゃべっているかのよう」と形容されるほど、ステイサム=山路和弘

山路さん自身もステイサムを「大好きな俳優さんなので、毎回のように吹替を任せていただけることをうれしく思っています」と敬愛しており、今後もこの一体感を楽しむことができそうです。

レオナルド・ディカプリオ : 加瀬康之

シャッター アイランド
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映画名役名
ウルフ・オブ・ウォールストリートジョーダン・ベルフォート
ギャング・オブ・ニューヨーク(VOD版)アムステルダム・ヴァロン
シャッター アイランドテディ・ダニエルズ
ジャンゴ 繋がれざる者カルビン・キャンディ
レヴェナント: 蘇えりし者ヒュー・グラス

加瀬さんがレオナルド・ディカプリオの吹き替えを初めて担当したのは『シャッター アイランド』。

初担当となった同作は「噂の超日本語吹替版」と評されるなど他の配役も含めて高い評価を得ました。

以降、大半の作品で吹き替えを担当するようになり、現在では「ディカプリオの吹き替えでお馴染みの加瀬」と表されるほどに定着しています。

ただ、ディカプリオを吹き替えを担当した声優は多く(タイタニックでは妻夫木聡も演じている)、初期は草尾毅さんや松田洋治さん、浪川大輔さんといった、どことなく少年っぽさが特徴の声優が吹き替えを担当していました。

俳優と声優が長い年月、共に歳を重ねるというより、年代ごとに各声優が担当してきたと言えるかもしれません。

ミラ・ジョボビッチ : 本田貴子(公認)

バイオハザード
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映画名役名
バイオハザードシリーズ(1〜3はソフト版、以降は劇場公開版)アリス
アナーキークイーン
ウルトラヴァイオレットヴァイオレット・ソン・ジャート・シャリフ
フューチャーワールドドラッグロード
モンスターハンターアルテミス

本田さんは『バイオハザード』で起用されて以降、ミラ・ジョヴォヴィッチについて専属に近い形で大半の作品を担当するようになりました。

その他シャーリーズ・セロンをはじめ、ハル・ベリー、サンドラ・ブロック、ヒラリー・スワンクなどの強さを秘めた感じの女優を持ち役としています。

2020年に『モンスターハンター』のジャパンプレミアムでジョヴォヴィッチとリモートの画面越しに対面を果たし公認になりました。

その際にミラ・ジョボ・ビッチから「私が日本語を喋っているみたいだった。自分が出す声が嫌いなので、これからもずっと担当して欲しい。私はこれから『日本語をしゃべれる』と履歴書に書こうと思っている」と絶賛されたそうです。

ジュリア・ロバーツ、ジョディ・フォスター : 戸田恵子

プリティ・ウーマン
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映画名役名
エリン・ブロコビッチ(ジュリア・ロバーツ、テレビ朝日版)エリン・ブロコビッチ
ノッティングヒルの恋人(ジュリア・ロバーツ)アナ・スコット
プリティ・ウーマン(ジュリア・ロバーツ、ソフト版)ビビアン・ワード
羊たちの沈黙(ジョディ・フォスター、テレビ朝日版)クラリス・スターリング
エリジウム(ジョディ・フォスター)ジェシカ・デラコート

戸田さんのイメージは、アンパンマンなどアニメでの声優や女優として活躍している姿かもしれません。

それと並行して洋画や海外ドラマの吹き替えも多数担当していますが、錚々たる大スターを担当しています。

『プリティ・ウーマン』のジュリア・ロバーツ、『羊たちの沈黙』のジョディ・フォスター、『エイリアン』のシガニー・ウィーバー、『X-ファイル』のスカリー調査官などなど、「あれもこれも戸田恵子だったのか!?」と言える面子です。

そのなかでもジュリア・ロバーツ、ジョディ・フォスターは戸田さんの声が思い浮かぶほどしっくりきています。兎に角上手い。

ナタリー・ポートマン : 坂本真綾

スター・ウォーズ
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映画名役名
スター・ウォーズシリーズ(EP1〜3、オビ=ワン・ケノービ)パドメ・アミダラ
マーベル・シネマティック・ユニバースジェーン・フォスター
ブラック・スワンニナ・セイヤーズ
ルーシー・イン・ザ・スカイルーシー
ソング・トゥ・ソングロンダ

ナタリー・ポートマンの吹き替えをほぼ専属で担当している坂本さん。

洋画作品における日本語吹き替えは、子役時代から現在に至るまで数々の作品で担当しており、このキャリアは同世代の声優の中でも群を抜いています

番外編:困った時の山寺宏一

俳優作品名
ウィル・スミス(公認)インデペンデンス・デイ(ソフト版、テレビ朝日版)
エディ・マーフィドリームガールズ
キアヌ・リーブススピード(ソフト版)
トム・クルーズ7月4日に生まれて(テレビ朝日版)
マイケル・J・フォックスバック・トゥ・ザ・フューチャーシリーズ(ソフト版)

どんなキャラでも演じられる広い役幅から『(キャスティングに)困ったときの山寺』の異名をもつ山寺宏一さん。

ウィル・スミスから公認されたりジム・キャリーのフィックスを自認されていますが、演じた俳優が多すぎて個人的にはピンときません(笑)

トム・クルーズ、トム・ハンクス、ブラッド・ピットなどフィックスとされる声優が担当している俳優も吹き替えていますし、シリアスな役柄からコメディまで、なんでもフィットしてしまう恐ろしさ。

巧みに演じ分けることから「カメレオンのよう」と形容されることもあります。

ただ、その器用さからアニメーション映画監督の押井守さんに

「彼は8通りの声を出すし、20役を演じ分けて見せるんだよ。そのあまりの巧さが逆に彼の欠点となる。山寺自身の声が印象的ではないから、山寺の声を記憶できないんだよね」と評されこともあります。

それでも、エディ・マーフィを演じたと思ったらキアヌ・リーブスを演じてしまう振り幅は他にはいない長所のはず。

欠点を武器にして、唯一無二の地位を築いた山寺さんの「七色の声」は今後もいろいろな映画で楽しむことができそうです。

レジェンドたちと「吹替の帝王」

吹替のレジェンド
レジェンド吹き替え声優主演声優代表作
山田康雄クリント・イーストウッド 
(山田さんが他界するまでに公開された作品は全作担当)
ダーティーハリー、許されざる者、パーフェクト・ワールド
野沢那智アル・パチーノ
(野沢さんが他界するまでほぼ担当)
ゴッドファーザー、セルピコ、セント・オブ・ウーマン
玄田哲章アーノルド・シュワルツェネッガー
(本人より、100年は私の声を演じてほしいとされる、名実ともに永久専属声優として公認)
ターミネーター、コマンドー、プレデター
石丸博也ジャッキー・チェン
(「同じ声優による同一俳優への吹き替え映画の最多数」としてギネス世界記録に認定)
プロジェクトA、ポリスストーリー/香港国際警察、スパルタンX
大塚明夫スティーブン・セガール
(現在はテレビ、ソフト媒体を問わず一貫して吹き替えを担当)
沈黙シリーズ、ハード・トゥ・キル
津嘉山正種ケビン・コスナー
(同業者間でも「名配役」との評価が高い。日本でのコスナー人気に好影響)
ボディ・ガード、フィールド・オブ・ドリームス、JFK

この俳優にはこの人しかいないっ‼︎というフィックス声優をまとめてみました。

おそらく、日本国民にとっておなじみの声と言っても過言ではないかもしれません。

アル・パチーノを長年演じた野沢さんは『ゴッドファーザー』で担当した際、パチーノの緻密な表現に接したことを「彼のひとつひとつの演技すべてにはっきりした解釈を要求されて『お前に演れるか?』と挑まれた思いだった」と振り返っていました。

他の声優の方々もフィックスで担当していた俳優の演技に対しほぼ同じようなコメントを残しており、俳優の演技を自分自身に落とし込んで吹き替えに当たっているようです。

残念ながら他界された方もいらっしゃいますが、後述する吹き替えの帝王など企画盤などで、いつでもその熱演を楽しむことができます。

なお、石丸さんは2023年に引退を宣言されましたが、ジャッキーに関しては引き続き担当する意欲を見せており、フィックス声優としての矜持を感じずにはいられません!

吹き替えの帝王

吹替の帝王

おそらくここまで読み進めてくださった方は、それなりに吹き替えに思い入れがある方だと思います。

この分野、非常にマニアックな世界でもあり、こだわりがある方も大勢いるようです。

もちろん、俳優と合っている合っていないは重要ですが、初めて観た時の吹き替えが意外と心に残っているかもしれません。

特に大作映画や人気作品は放映するテレビ局がそれぞれ吹き替えバージョンを作っていたので、数種類存在する場合がありました(かつては局ごとに制作方針や競争意識があった)。

そのため、思い入れも鑑賞したタイミングによって違ってくるようです。

そんな各自の思い出を十分に蘇らせてくれる企画もあります。

テレビ版やソフト版など、複数の吹き替えが現存しているものを集め、一つのパッケージに収めたのが「吹き替えの帝王」シリーズ。

※20世紀フォックスがウォルト・ディズニーに買収されて以降、吹替の帝王の公式サイトは削除されており、当ブランドは事実上凍結状態。

現在は「日本語吹替完全版」として販売

日本語吹替完全版 ダイハード
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人気の高い「ダイ・ハード」と「ロボコップ」を参考にしてみると、それぞれ3種類の声優が収録されており、あの頃の思い出が蘇ること間違いなしです。個人的には野沢版ダイ・ハードの「ハーンス!!」が勝手に脳内再生されますが、村野マクレーンが好きだったりします。

残念ながら現在ではプレミアがついてしまっている作品が多いようですが、機会があれば思い出に浸ってみてはいかがでしょうか。

この企画が当たった影響なのか、各社から「思い出の〜」や「日本語吹替完全版」などと銘打って以下表のように2人以上の複数吹き替えが収録されるケースが増えてきました。

マニアにはとても喜ばしいですが、一方で何度も再販された映画も「おぉ、金蔓おるやん、まだまだ商売できるやんけぇ」と映画会社に気づかせてしまった企画のような気がします…。※怒られるかなぁ、でもさぁ、高いんだもん…。

ダイ・ハードロボコップ
ジョン・マクレーン / ブルース・ウィリス
(野沢那智 / 村野武範 / 樋浦 勉)
マーフィ (ロボコップ) / ピーター・ウェラー
(磯部 勉 / 津嘉山正種 / 菅原正志)
ホリー・マクレーン / ボニー・ベデリア
(弥永和子 / 吉田理保子 / 駒塚由衣)
アン・ルイス / ナンシー・アレン
(小宮和枝 / 鈴木弘子 / 大坂史子)
アル・パウエル / レジナルド・ベルジョンソン
(坂口芳貞 / 富田耕生 / 内海賢二)
オムニ社 社長 / ダン・オハーリヒー
(納谷悟朗 / 藤城裕士 / 青山 穣)
ソーンバーグ / ウィリアム・アザートン
(安原義人 / 村山明 / 江原正士)
ジョーンズ / ロニー・コックス
(中村正 / 大木民夫 / 中田和宏)
ハンス・グルーバー / アラン・リックマン
(有川 博 / 内海賢二 / 小林勝彦)
クラレンス・ボディッカー / カートウッド・スミス
(田中信夫 / 池田 勝 / 青山 穣)
カール / アレクサンダー・ゴドノフ
(玄田哲章 / 秋元羊介 / 大塚明夫)
ボブ・モートン / ミゲル・フェラー
(富山 敬 / 納谷六朗 / 後藤 敦)

吹き替えで観る楽しさ

まとめ

海外で外国映画が上映されるときは吹き替えが基本のようです。しかし、なぜだか日本においては字幕で映画を見ることがよしとされる風潮にあるように思います。

たしかに俳優の熱演をそのままの言語で聞きたい気持ちはわかりますが、一方で吹き替えを担当する声優の皆さんも熱演を台無しにしないよう向き合っています。

そんな中、初めて観た時の吹き替えはその映画の印象だけではなく、思い出としても色濃く残ることが多いかもしれません。

幸か不幸か私にとって『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の初見では、織田裕二と三宅裕司の「Wゆうじ」がそれぞれマーティとドクを演じていました。

今思うと上手くはないはずなのに妙に心に残っており、一時期、三ツ矢雄二版も山寺版も違和感しかなかったのです。(本当は山寺版が元祖)

ひょっとしたら『吹き替えの帝王』のような企画が生まれたのも、立ち上げた人自身が最初に見たのがやっぱり一番聴き慣れており、「違和感が無いのが観たい」と感じていたのかもしれませんね。

筆者も個人的に動画サイトでの「フィックス声優まとめ」や同じ映画での「吹き替え聴き比べ」など楽しんでいます。

ちょっと気にしてみるだけでも個性が表れていたり、声だけの演技力も素晴らしいことに気付かされ、とても奥が深い吹き替えの世界。

同じ映画でも違う角度から楽しめますのでオススメですよ!

ちなみに思い入れなど色々ご意見あるかもしれませんが、今回のピックアップは大外しはしていないと思いますので細かいところはご容赦いただきたくお願いします!

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